電照栽培で周年出荷

愛知県は全国1位の菊の産地で、知多半島でも多く栽培されています。菊は日照時間が短くなると花を咲かせる性質があります。この性質を利用して人工的に昼の時間を長くすることで、本来の開花時期を遅らせた栽培方法を電照栽培といいます。開花時期をコントロールすることで、1年を通して菊を出荷することができます。
知多半島では、阿久比町と半田市、常滑市を中心に輪菊や小枝がスプレー状に広がって多数の花を咲かせるタイプのスプレー菊を栽培し、JAあいち知多の「アグリスフラワーポート」から市場に出荷しています。
黄色の輪菊を栽培する出荷組織「ウイングマム21」では、夏系品種と秋系品種を組み合わせ、年間を通じて出荷しています。白色輪菊を栽培する出荷組織「アグリスマム」では、切った菊を生産者がフラワーポートに持ち込み、選花選別、梱包を行い市場へ出荷しています。

出荷期間

周年

主な産地

【白輪菊】常滑市
【黄輪菊】半田市・阿久比町
【スプレーマム】知多市・常滑市・半田市・阿久比町

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