みずみずしく、やわらかく、辛みが少ない

愛知県内最大の産地

知多半島は愛知県内最大のタマネギ産地で、知多半島ほぼ全域で栽培されています。1月から6月まで長期にわたって出荷されています。
1月の超極早生品種から4月にかけて出荷するタマネギを「たま坊」と名付け、地域のブランドとして販売しています。みずみずしくて辛みが少ないのが特徴。代表品種の「養父早生(やぶわせ)」・「愛知白早生」はともに愛知の伝統野菜に登録されています。
5月から6月にかけて出荷されるものは、肉厚で大きいのが特徴です。

出荷期間

1月から6月
「たま坊」葉付きは 1月初旬から2月
「たま坊」葉切りは 2月から4月

主な産地

大府市・知多市・東海市・常滑市・美浜町・南知多町

主な品種

【養父早生】

「養父早生」タマネギは1月から収穫できる極早生タマネギのひとつ。東海市や知多市で1945年ごろから栽培され、現在愛知の伝統野菜に登録されています。黄タマネギに分類され、辛みが少なく甘みが強いのが特徴で形は扁平です。
他の品種に比べてネギ坊主が小さく、受粉する力が弱いことから採種が難しいと言われています。

養父早生

知白早生】

「愛知白早生」は「養父早生」と同様に1月から収穫できる極早生品種の一つです。明治時代の中期、「白色種」が早生早出し用として普及し、大正年代から知多郡横須賀、八幡地方(現在の東海市)で「白早生」として栽培されるようになりました。
愛知の伝統野菜に登録されており、形は平型、偏平で尻がくぼんでいる、色合いは白色。食味は柔らかく甘みが強いため、サラダに向いています。

愛知白早生

おすすめの食べ方

みずみずしく、やわらかく、辛みが少ないのでサラダなどで食べるのがおすすめ。

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